ニュースリリース

2024/01/30

【儲かる建設会社になろう】<シリーズ>儲かる建設会社になろう「借金ができる会社になる」

儲かる建設会社になろう  
 
<シリーズ>儲かる建設会社になろう 「借金ができる会社になる」
 
「借金ができる会社になる」2024.01.22
 
-こちらのコーナーは、儲かる会社になるためのポイントの解説です-
 
業種を問わずに「儲かる会社とはどんな会社ですか?」と聞くと、「利益が出る会社」という当然の答えが返ってきます。
もちろん正解ですが、私なら「借金ができる会社」と答えます。
この意味は、おカネを貸す方の立場で考えれば分かります。
「この会社におカネを貸しても、利息を含めて返してもらえる」と確信できるから貸すわけです。
つまり、借金できることが自社の信用度のバロメータです。
ですから、そのような資金を得て事業へ投資し、さらなる利益増進を図るのが良い経営といえるわけです。
 
もちろん、借金をしない会社を悪いとは言いません。
それで経営が回るなら、外野があれこれ言う必要はありません。
長年の利益の積み重ねで豊富な自己資金力を有するとか、経営者自身を含めたスポンサーから充分な資金の拠出を受けているとかの企業は、借金は必要ないかもしれません。
 
ですが、そのような会社でも、さらに大きく業績を上げたいとか、新規事業を始めるために大きな投資を行う場合は、その資金の一定部分を借金でと考えるのではないでしょうか。
例えば2%の金利で得た借入で投資を行い、その結果5%の利益が上がる見込みがあるとしたら、その借金は絶対行うべきです。
これは小学生レベルの算数ですが、投資の原則といえます。
 
というわけで、儲かる会社になるために借金を奨励しますが、「目的の無い借金を行え」なんて言っているわけではありません。
経営戦略に沿った事業計画があり、その実現のために借金をと言っているのです。
 
しかし・・あえて、言います。
借金するのは、事業拡大や新規事業に取り組む時だけではありません。
会社の資金状態を“贅沢”に保つことも企業経営の鉄則であり、そのための借金も必要なことと考えるべきです。
こんなことを言うと、「お前は銀行の回し者か」と言われるかもしれませんね。
また、「無駄な利息がもったいない」と思われるでしょう。
そう思われるのはもっともですが、それでも「経費削減するより手元資金の確保を優先すべき」と言いたいです。
 
次回は、複式簿記の解説を行いますが、そこで「借金」の意味を解説していきます。

             

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